木もれ日のみち

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<<   作成日時 : 2008/07/26 14:27   >>

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霧に濡れる蝦夷躑躅・エゾツツジ。秋田駒ケ岳にて




22日深夜に帰宅しました。
おとーちゃんは3ヵ月半ぶり、わたしはほぼ3週間振りの我が家です。が、あつ〜〜い!!
なにしろ能代と上郡では7〜8度?の温度差なのだから、たまりません。
旅疲れと暑さに閉口して何をする気にもなれず、エアコン効かせてだらだらごろごろしています。

旅のまとめをと今、写真を見ていますが、岩手山、岩木山、八甲田、早池峰・・・、記憶は全部ごっちゃになってしまい(^-^;; まとまりそうにありません、、、ので、写真何枚か載せて終わりにします。

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7月5日 岩手山 
リフト乗り場で往復10時間と言われて急ぎ過ぎたため、とても苦しかった。
頂上は諦めて不動平までで下山。
でも、東北で初めての夏山であり、いろんなお花に満足。
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切通からお花畑への途中。
一面に磯躑躅・イソツツジが咲いていた


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燕万年青・ツバメオモト。花ははじめて見た


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紅花苺・ベニバナイチゴ。ほとんどの山で見た


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鬱金空木・ウコンウツギだと思う




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7月6日 秋田駒ケ岳
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男岳や横岳周辺に咲き始めていた色鮮やかなエゾツツジとダイコンソウ


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エゾツツジの毛深い蕾や茎に霧がついて氷菓のよう





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画像小さくて可愛い雛桜・ヒナザクラ



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7月9日 田代岳

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これは一人で行ったので記憶鮮明。
登山口までの悪路を恐る恐る進んだが、登山道はいい道だった


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登山口周辺のヤマアジサイ


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オニシモツケソウだと思う。
もやーっと煙ってきれい


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7月12日 八甲田山  

雨が小止みになるのを待って登山。頂上では晴れた。
広大な湿原に息を呑んだ。



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ヨツバシオガマとウサギギクの向こうは高田大岳か?



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チングルマは花後の羽毛状になったのもステキ



画像毛無岱湿原の池塘


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金黄花・キンコウカ。
花はまだ少なかったが、湿原一面を覆い尽くして生えているので、
やがて一面まっ黄色に染まるだろう


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アオモリトドマツの実。初めて見たので色にびっくり!
この時季、登ったほとんどの山でアオモリトドマツの匂いがした。
お茶のようないい香りで、最初、何が匂っているのか分からなかった。
クリックで拡大すると実の色が分かりやすいです



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酸ヶ湯温泉近くまで下りて見かけた紅輪蒲公英・コウリンタンポポ


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7月13日 岩木山 

ミチノクコザクラが一面に!

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雪渓に潜り込んでしばし涼をとる



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7月18日〜19日 弟夫婦と北東北旅行

フェリーも東北も初めての彼らを案内して、
弘前〜小坂町〜十和田湖〜奥入瀬〜八幡平〜玉川温泉〜能代花火と観光。

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秋田港に接岸する「しらかば」。
接岸の様子を岸から見たのは初めて



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青森県深浦町の千畳敷海岸



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海岸の岩場に咲くこの花はアサツキ?


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夕暮れの十和田湖


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能代「いとうや」で海の幸を堪能



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能代花火は事前にイス席を予約し、ゆっくり見物。
音楽にあわせて物語に仕立てたものなどあり、豪華だった。
写真はうまく撮れなかった


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7月21日 早池峰山

滞在中一人で行く予定だったが、都合で未踏だった。

当初、帰路は鳥海山と月山に行くつもりで計画していた。がどうにも早池峰山に登れなかったことが残念でたまらない。そこで、大回りになるが早池峰から鳥海山へと変更。

20日にアパートを片付け、21日早朝に能代を発って早池峰へ。
予想通り、とてもいい山だった。行ってよかった。

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ミネウスユキソウがいたるところに咲く


画像河原の坊登山口から急な岩場を登る


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ハヤチネウスユキソウ


画像剣が立ち並ぶ早池峰山頂上


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ミヤマオダマキとハヤチネウスユキソウ、足元にはタカネツメクサ




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様似蓬・サマニヨモギ。本州では岩手県のみに生育するそうだ




下山は小田越え登山口へ。

下山後、鳥海山へ向かい、5合目の鉾立山荘に泊った。基本料1300円と寝具500円。台所も100円で自由に使える。シャワーは200円だそう。

ピラフやカレーライスなど作り、
団欒室でテレビの天気予報を見ながら食事。
予報では午前9時まで曇り。以後は雨。降水確率は60〜70%だった。
管理人さんや他の宿泊者たちが
「きょうはいい天気だったんですが」
「7合目の御浜小屋まで行けたら良いほうかな」とおっしゃるので、
「わたしたちは3時起きで7合目まで行き、雨に遭うまえに下ります」と話し、清算も夜のうちに済ませた。

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7月22日 鳥海山・御浜小屋まで

予定通り3時起床。窓から外を見ると皓々とした月明かり。星も見える。
「これでも雨になるん?」

静かに片付けをして、顔だけ洗ってそっと小屋を出た。

3時半に登山口。

ヘッドランプも要らないくらいの月明かりの中、ひたひたと歩く。

段々明るくなり、ニッコウキスゲが斜面一面に咲いているのがぼんやりと見え出した。

画像4時31分


途中、早いけどオニギリやバナナで朝食を摂る。

足元にニッコウキスゲが鮮やかに咲くのが見え始める。が、登るにつれて霧がどんどん濃くなる。
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5時30分、御浜に着いた。

小屋の先まで行ったら、右下の、たぶん鳥海湖と思われる方向からすごい風と霧が吹き上げて、体がふらつくほど。
岩に書かれた「頂上へ」の矢印の方向へ少しだけ行ってみるが、すぐ先も見えない。
右下へなだれ落ちる斜面一面にニッコウキスゲが咲いているのはぼんやり分かる。
ここがお花畑かな?
それにしてもひどい風と霧雨。合羽を着る。


頂上やお花畑、鳥海湖に未練を残しながら、予定通り下山開始。

すぐに一人の男性が登ってくるのに出会った。
「頂上へ行かれるんですか?」「はあ、行くつもりです」「お気をつけて」

行って行けないことはないかな、とちょっと思った。


やがて、鉾立小屋に泊っていた人たちや、団体さん、夫婦連れなどとすれ違い始めた。
「もう、登ってきたんですか?」「いえ、風と霧がひどく、御浜小屋まででやめました」
「天気わるそうには思えないけど?」
じっさい、賽の河原あたりまで下りたら東の空は明るく、 
「上はひどかったですよ。わたしたちはとにかく止めました」と話したって真実味はあまりない。
もう説明するのは止めた。


だいぶん下りた頃から、下のほうからごーっという音が聞こえ始めた。
「何の音?」「水?」「飛行機?」 
雷かとも思ったが、こんな時間に鳴る? それに下から聞こえるし、、、。

ところが鉾立て山荘まで10分足らず、という辺りで急に雨が降り始め、雨脚は一気に激しくなった。
あわてて、一旦は脱いだ合羽を着た。

さっきの音はやはり雷だった、稲妻も走りはじめた。
走るようにして下山し7時半に小屋に飛び込んだ。
そこには昨夜、いろいろ話をしたカメラマン氏が一人残っているだけだった。

小屋にいる間にも雨はさらに激しくなり、「登って行った人たちは大丈夫かなあ」と心配になるほどだった。
「賢明な選択でしたね」「あれ以上行かなくて良かったです」

待っていても雨は止まないので、帰ることにして雨の中に飛び出し、鳥海ブルーラインを約20キロ、山形側に下るのだが、ワイパーが効かないほどの豪雨。視界ゼロの中、ヘアピンカーブの多い道をゆ〜っくり下り、
カメラマン氏に教えていただいたアポン温泉で二日間の汗を流した。

そこから1000km弱? 運転を交代しながらひたすら南下、7号線から北陸道〜舞鶴若狭道と走って深夜11時半ごろ帰宅。


朝の3時からの行動なので、実に長い一日だった。

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夫追っかけ旅・秋田編、第三弾は、滞在中あまり好天に恵まれなかったが、それでも週末ごとに山に行った。

山は変化に富んだ岩の山が多く、それぞれいい山だった。

花はちょうど盛りで、エゾツツジやミチノクコザクラ、ヒナザクラ、トンボソウなどはじめて見た花も多く、そのほかにも名前の分からない花がいくつもある。ニッコウキスゲやチングルマなどの大群生もすごかった。


弟夫婦を迎えて一緒に観光旅行をしたのもいい思い出になった。ずいぶん前からあれこれプランを考えて楽しみに待ち、だいたい計画通りに行動できた。


3回にわたる能代滞在を終えたいま、満足感でいっぱいのなかにふと覚える一抹のさびしさ・・・。
日ごとに強くなる「胸を吹き抜ける能代の風」にすこし戸惑いながらも、余情を味わっているわたしです。 

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